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今年初の作撮り。 どうしても今月中に作取りしないといけない気分になり 木曜日にモデルの手配を決めてもらい2週間ぶりの休みの土曜日に撮影。 かなり強引な日程を引き受けてくれたメイクsとモデル砂賀さんに感謝。 ほぼ徹夜でセットを組み込み朝の8時から撮影開始。 砂賀さんとは初めて会ったのだけど、anoyoでイベントスタッフとして知り合ったTと 深い知り合いであることを僕は以前から知っていた。 不思議な感覚 遠くで繋がる感覚。 そんな感情を 写真にぶつける。 きっと 世界は思っているよりも柔らかく深い。 話していくうちに僕の思い描いていた砂賀さんよりもっと強さを持っている感じが伝わってきた。しかし、わかり始めたときはもうタイムアップ。 写真に表現することが出来ずやや悔しく、また次の機会を望む。 少しばかりスタジオで仮眠をとり夜の撮影に臨む。 次のモデルは メル君。 彼とは池尻のバーで知り合い、音楽の話で軽く盛り上がった。 それ以来の再会。3ヶ月ぶりかな。 とても端正な顔にとても柔らかな物腰。 いい青年だと純粋に思う。そういうのは雰囲気で伝わってくる。 そしてそれを感じる事が出来る。 撮影が終わり彼と何度か握手した。 僕は強く彼の手を握る。そして彼も強く握り返す。 人は時に自分の人生において立ち上がらなければいけないタイミングというのが必ずあると思う。それを拾うのも拾わないのも自分自身。気づくか気づかないかも自分次第。流されるときはどこまでだって流される。そして気づけばその中心にいる自分に気づく事だってある。 まだ気付けばましなのかもしれない。 僕は戦い続けなければならない。 一番の敵は自分が知っている。毎日毎日朝も昼も僕は呟く。 「自分に負けるな」 それは役者の道を選ぶ彼もきっとそうだろう。 この日22時を回った撮影の最後のカットに彼の瞳。 ファインダー越しに柔らかかった彼の瞳の中からとても強いものを感じた。 そしてまた 強く握手する。 強く握手する。 それは知らずに伝わってくる。 深夜1時過ぎたスタジオを後にし、8時間後の新宿シティマラソンを臨む。
by rkyy
| 2007-01-27 23:59
| daI bY dAy...
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