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勝負

秋晴れの土曜日。東京競馬場へ向かう。

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賭けることが目的でなく、儲けることが目的でなく、ただ見るため。要は見たものを得るため。そしてその延長上に遊ぶことに繋がり、それが「勝負」に勝つことだけが常に目的となるとは限らない。そしてその「勝負」でさえも人により様々な捉え方が可能である。僕にとっての「勝負」=「写真」であるから結果として、見たもの全てが「勝負」になる可能性があり、寝ている時以外全て「勝負」の時間と言えるかもしれない。

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とてつもなく巨大なスタンドの一部分で、見渡せば、関係者、観客と様々な人間が大なり小なり「夢」というものをたった一頭の馬と一人の騎手と手に握った新聞紙とオッズを見比べながら、あーでもないこーでもないと議論している。
皆が皆という訳でもないが殆どの人は目は輝いているように見える。

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あるレース中、第2コーナーで怪我をしレースを中止した馬が遠く見えた。
それが見えたとき僕はそのレースの行方には集中できず、その馬を遠く黙って見ていた。うまく歩くことが出来ずとても苦しんでいるように見えた。
そして何事も無かったかのようにそのままレースは続き、「勝負」に一喜一憂する人々。


家に帰りそのレースを調べた。
残念ながらその馬は予後不良との判断で、安楽死処分されてしまった。



とても悲しい事では有るが、競走馬にとっての「勝負」という意味では仕方の無いことと言い聞かせ僕は眠りについた。
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by rkyy | 2008-10-22 02:30 | daI bY dAy...
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